青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

すべての知識が役に立つ

 ここでいう知識とは、ものごとを正しく理解し、判断するための知識、常識人として最低限身につけておくべき知識です。

 

 すべての知識が役にたちます。

 

 一例をあげれば…

 

 普段私たちが口にしているお米や野菜はどのようにしてできているのか?

 

 水はどこからやってきて、どのようにして水道から出てくるのか?

 

 この花はどのようにして咲くのか?

 

 鳥はどのようにして生きているのか?

 

 植物や森がなくなると地球はどうなるのか?

 

 雨はどうして降るのか? 太陽は? 月は?

 

 テレビやラジオはどのように映像や音を送っているのか?

 

 これと同じようにあらゆる面で学びがあり、そこには一つ一つの知識があることを私たちは気づかなければいけません。

 

 なぜ? どうして? と考え、学ぶことで、ものごとの「理解力」が深まり、生命や自然の成り立ちや社会の仕組みがわかるようになって、何が正しく、何が誤っているかという「判断力」が養われます。

 

 反対に、知識がなければ、世の中のこともわからない。世の中のことがわからなければ、自分のことや他の人のことに対しても理解不足のまま、気づくべきことに気づけないため、怒ったり、疑ったり、見下したり、等々が平然と繰り返されるのです。

 

 それを象徴するような実話があります。

 

 この話は、私が相談者との会話の中で理解してもらえない人をも救うにはどうしたらいいかと悩んでいた時、反省と希望、やさしさを心に与えてくれました。

 

 それは、ハングル文字をつくったセジョン(世宗)大王の逸話です。

 

 セジョン大王は、学者たちの協力を得て民衆のためのハングル文字をつくり、この文字を「訓民正音」(民に教える正しい音)として広く発表したことで知られています。

 

 セジョン大王は、訓民正音の創製(1443年)の動機を明かした御成分の次のような言葉を残しています。

 

 「我が国の言葉は中国とは異なり漢字だけを使って意志を伝達することは難しい。したがって庶民は伝えたいことを充分に伝えられないでいるが、私はこのことを非常に残念に思う。そこで、新たに28の文字をつくった。人々はこれを学んで日々の暮らしに役立ててほしい」

 

 時は李氏朝鮮時代。王クァンフィの暴政の下、庶民は貧困と厳格な身分制度に苦しみを強いられ、教育を受けた一部の人しか文字の読み書きができず、多くの庶民たちが文字を読めないために濡れ衣を着せられ、裁判で不公平な処遇を受けることが多かった時代です。

 

 早くから読書を好んだセジョン大王は、そのような当時の状況に胸を痛め、事態を解消する手段として誰でも使えるハングル文字をつくって世に広めたのです。

 

 その結果、庶民が多くの知識を得て、自由を手にすることができたのです。

 

 これも知識です。

 

 この話は、私の心を大きく動かしました。

 

 「私も民を救うんだ! 悩める人を救うんだ!! 今めげて落ち込んでいられない! 自分のできる限りのことをするんだ!!」と。

 

 かつて、私は今の仕事をする前に、同じような体験をしたことがあります。

 

 それは、人の心の大きな違いに悩み、神に「嫌だ!! この仕事は……」と反発していた頃でした。

 

 いろいろな苦しみがあった私は、母から「人を救うためにこの世に生まれてきたのに、その道にそむいてばかりだと苦しみをくり返す」と諭され、すべてを諦め、「やればいいんでしょ? 神のいうことを聞いて人を救えばいいんでしょ?」と神に対して最後の抵抗をした後で、「やるぞ!! 必ずまっとうするぞ!!」と固く決意しました。

 

 まさに自分のやることを自覚し、真っすぐ前を見つめていたかつての自分の姿と同じように、新たな知識を得ることによって、私の心は大きく救われ、再び前に進むことができたのです。

 

 

 

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