青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

結果は気にしない

今の時代は科学技術の向上や物質文化の発展によって、目まぐるしいほどのスピードで動いています。しかも新しいメディアの登場で、以前は不可能だと思われていたこともどんどん可能になってきたので、知識を得たり、見聞を広めることも比較的手軽にできるようになってきました。

 

ところが、便利な道具に囲まれた生活をおくれる一方で、スピードを重視するあまり、じっくりひとつのことに取組むことが難しくなっているのも事実。毎日のノルマをこなすだけで精一杯、周囲の速さについていくのがやっとなど、心の中ではついつい弱音をはいてしまう人も少なくないのかもしれません。

 

大学を卒業して半年。希望の会社に就職できたのに「何をやっても上手くいかない」と、会社を辞めようか考えあぐねている女性が、ある日私のところにやってきました。

 

実直な人柄が滲み出ている闊達なお嬢さんといった印象でしたが、彼女は相当思い詰めて疲れているようでした。

 

神様に伺ってみると、人けのなくなった社内で一人遅くまで残業する彼女の姿が見えました。もともと生真面目で、どちらかというと融通のきかない性格のせいなのか、先輩や上司からアドバイスをされると、それまで自分がやってきたことを全否定されたような気がしてしまい、どんな細かいミスであってもすべてゼロからやり直す。また、早く一人前だと認められたくて、期待以上の評価を求め、寝る時間も削って仕事に没頭する。そんなことを入社以来、連日コツコツと続けていたのです。

 

私は思わず「こんな生活をずっと続けていたら、どんなに身体が頑丈な人だって疲れてやる気をなくしてしまいます。これだけの努力をしているのに “何をやっても上手くいかない” というのは、せっかくいただいたアドバイスを上手に生かしきれない、あなたの頑な心のせいではないですか?」と言いました。

 

仕事に対し真面目で一生懸命なのは、とても素晴らしいことです。しかし彼女のように、貴重なアドバイスが無駄になるような空回りを繰り返していたら、いい方向へ行く前に、自分で自分を制限してしまうことにもなりかねません。また一生懸命やった仕事の結果が出ないことへの苛立ちや失望感から、結果として「何をやっても上手くいかない」ということにもなってしまうのです。

 

現代では、やったことの結果を少しでも早く出そうとするあまり、きちんと答えを出すことよりも、ただ結論を急ぐ傾向があるように思われます。

 

「私は子どもの頃から頑固者だと言われてきて、一度決めたことは何としてでも貫きたいと思うタイプでした。そのせいか、仕事上でアドバイスをもらっても素直に受け入れるのが難しくて、自分を納得させるためだけに長い時間を費やしていたのかもしれません」と、彼女は自身で自分の直すべきところに気づいたのです。

 

また神様は、彼女にアドバイスする先輩や上司の方々が、一歩ずつ前進しようとする彼女だからこそ、大変な仕事を任せてきたこと、頼もしい新人の頑張りを、温かい目で見守っていることも伝えてくれました。

 

それから一年。その女性が、すっかり元気を取り戻し私の神殿を再訪されました。

 

もう一度仕事を頑張ってみると約束してくれた日から、さまざまなアドバイスに耳を傾け、謙虚な気持ちを持つことで自身の悩みを克服。今では上司や先輩たちと信頼関係をしっかり築きながら、新たな仕事に着手していると報告してくれたのです。

 

 

 

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