青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

家庭での性教育について

父親や母親が中学生になった娘さんや息子さんに家で性教育をする、というケースを耳にします。

 

家庭で性教育をすることは、一概にいい悪いとは言えませんが、これは程度の問題だと思います。

 

たとえば、娘さんに生理のときはどういうところに気をつけるべきかとか、大人になっていく女性の身体の特色を教えてあげるのは大切なことだと思います。また、息子さんの身体の変化についても、父親としてご主人からいろんな話をしてあげるのも大切だと思います。

 

ただ、中には節度を超える親がいらっしゃいます。私が驚いたのは、次のようなケースです。

 

そのお宅は、ご夫婦と高校生の娘さんと中学生の息子さんの4人家族。娘さんの生理が始まると、性教育のチャンスだと思い、生理用品を家のトイレに置くようにしたそうです。

 

思春期の息子さんがいる家庭でこういうことをすること自体どうかと思い、話を聞いてみました。

 

中学生になった弟さんがトイレに置いてあった生理用品に興味を持ち、

 

「お母さん、これ何?」

 

と聞いてきたそうです。するとこの母親は、「理解ある親」だと思ってほしくて、性についての話をしたそうです。

 

性の話をするのは悪いことではありませんが、程度問題と言いますか、1から10まで話してしまうのはどうかと思います。

 

この母親は何を話したのかというと、女性の生理用品はこう使うのよ、といった話から、男性と女性は身体がこう違っていて、どうすれば子どもが生まれるのかといった性行為の具体的な話や、避妊具の使い方などまで話したそうです。

 

息子さんはずっと黙って聞いていたそうですが、母親からセックスの話を聞かされては、息子としては内心、相当なショックを受けたのではないかと思います。学校という教育の場で授業としてこういう話をされるのと、家庭で自分の親から聞かされるのとでは、その受け取り方も違ってきます。

 

そして、これはさらに後日談があるのです。

 

その母親は、性の話を教えたことをきっかけに息子さんに避妊具を持たせるようにしたそうですが、その話が授業参観日に話題になって、ほかの父兄も真似して、自分の子どもに避妊具を持たせるようになったと言うのです。

 

若年で避妊や堕胎を防ぐためにも、「避妊」の重要性について教えるのは大切だと思いますが、中学生の息子さんに避妊具を渡すのは、いくらなんでも度が過ぎているのではないかと考えてしまいました。

 

それに、これでは親が性行為を奨励していると子どもが解釈してしまうことにもなるのではないでしょうか。

 

また、高校生の息子さんのガールフレンド(または娘さんのボーイフレンド)が泊まりにきたときに、ふたりを同じ部屋で泊まらせるという話も耳にします。

 

そういうことを許すことが、「理解ある親」「進んだ考えを持つ親」だと自負しているような親の話を聞くたびに、驚きとともに考え込んでしまいます。

 

「理解ある親」を演じていたり、または「親と子のケジメ」を勘違いしていると、息子、娘が高校生になったときに、非行、妊娠、堕胎などの問題に直面し、初めて事の重大さに気づくことになってしまうのです。そのとき、子どもを叱りつけても、

 

「お母さん(お父さん)がいろいろ教えて許してきたんじゃない! 今さら何よ! ダメなことはダメって言ってくれていればよかったのに! 今になって……今になってひどいよ……」

 

と、子どもから言われてしまうかもしれません。

 

そうならないように、親がしっかりとした正しい知識を身につけ、それを子どもに伝えていかなければいけないのです。

 

 

 

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