青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

不幸の原因は過去から導き出す

日々、多くの相談者と接していてつくづく思うことがあります。それは、自分のことばかり考える人が驚くほどたくさんいらっしゃるということです。

 

たとえば、人の話を神経を集中させて聞かないため、また、自分にとって都合のいい部分しか頭に入れないためこちらの意思が伝わらない人や、ほめ言葉以外は受けつけられない人、自分の欠点などは考えもせずに自分を過大評価する人などなど。

 

このままでは未来が案じられるという人たちに、自らの間違いを直さないがために今現在の苦しみがあることを指摘すると、逆に怒鳴られたり、わめかれたり……。

 

そのようなときは、「この人たちは一体、なんのためにここまで来たのだろう?」と思うこともあります。

 

このような人は自分に対する反省もなく、人の忠告を聞く耳も持たず、かえって同伴したご主人やお子さんのほうが横で小さくなっていたりするのですが、そのような姿を目にし、ご家族の未来に思いを馳せると、どうしようもなく虚しく悲しくなって、2〜3日の間、心が重くなってしまうときもあります。

 

その人自身は妻としてしっかり家庭を守っているつもりでも、極端に気が強いなど激しい気性の持ち主で、自分の性格や間違いに気づかずに行動していた場合、いつかその人の心の器が満杯になると、一気に破裂してしまうことがあります。そのときに家庭内に起きる事柄が、大変、案じられるわけです。

 

なぜなら、人間はひとりでは生きていけないのです。私達は、人によって生かされ、人によって苦しみ、人によってものを覚えるなど、人と接することで修行の人生になるわけです。また、見えないところで人に助けられていることも実にたくさんあります。

 

ですから、どんなときでも、相手の立場に立って、今は何をすべきか、すべきではないのかということをしっかり考えながら生きていっていただきたいのです。

 

そのような反省や思いやりを持って生きることこそが、美しく生きるためには大切なのです。

 

それが美しい心を作り、自らも幸せな気持ちになれる元であると私は考えています。

 

ただし、そのように生きるためには、今だけでなく、「過去、現在、未来」を視野に入れて考えることが不可欠です。

 

プライドや責任感などが偏っていたりすると、たとえ本人は頑張ったつもりでも、やがて思わしくない未来が訪れることになります。

 

その真理に気づいたときこそ、そのまた未来を考慮して欲しいのです。ただ苦しんでばかりいないで、過去にさかのぼって自分の非を悔い、反省して改める。そうすればきっと “あなたを守る神仏” の力を得ることができ、“幸せの道、助け合える道、和合の道” が開けてくるはずです。

 

神様が今まであなたに “気づき” を求めた理由(人には不足な部分があり、人生とはそれに気づいて直すための修行ということ)、また、これから求める目的を理解することはとても大切なことと思います。

 

何かのトラブルが起きたときに、「過去、現在、未来」という視点を考慮できず、そのため苦しみの原因に気づかず、どんどん落ちて行く意味さえ理解できなかったとしたら、さらなる苦しみを引き寄せることになります。

 

あなたの不足な性格を「直すがための道程」の途上でいっとき成功したとしても、それで有頂天になってワンマンを続けていては、子孫をも不幸にしかねません。

 

不幸の大本の原因というのは、この世の修行のために与えられるものであり、その問題の原点は過去にある場合が実に多いのです。

 

そのため私は、この拝殿においても「過去を振り返ってみなさい」とお伝えするのですが、普段、「過去、現在、未来」といった視点で物事を見ていない人は、“過去を振り返って原因を探る” ということさえ理解できないことが多く、そういった事態がまさに “修行の落とし穴” と言えるのです。

 

たとえば、父親が亡くなり、遺産となった会社や不動産などを兄弟で遺産相続することになっとしましょう。

 

そして、自分のことしか頭になく、「過去、現在、未来」を考えられない人が、いろいろと陰で悪巧みをして、父親の会社の後継者になったとします。そのときは、ただ単純に喜び勇んでいることでしょう。

 

しかし、自分の性格や人脈、人からの信用、その他を考えることなく社長の座にのほほんと座り、また、自分の自信過剰にも気づかずにいると、やがて莫大な負債を抱えて倒産……というハメに陥ってしまったりするわけです。

 

それは、兄弟のことを顧みずにワンマン性を発揮してきた “己の心知らず” による結果です。そうなる事態を引き寄せてしまった大体の原因は、その人自身の心と行動にあるのです。

 

たとえ悪事がばれなくても、神様はしっかり見ておりますし、間違ったことをすれば悪いカルマが増えていくのです。

 

それに、そもそも “間違ったら直す” ことは決して恥ずかしいことではありません。なぜなら、あなたも私もカルマゆえにこの世に共存する者同士。いわば、誰しもが“気づいて直すための源の因” つまり “原因” を探る道程にいる運命共同体でもあるのですから。

 

そして、ひとつの修行を越えられないと、次から次に違う修行が追いかけてきます。たとえば、子どもが不登校になるなど……、別の試練がめぐってくることになってしまうわけです。そのようなケースを、それこそ入れ替わり立ち替わり、様々な人たちが繰り返す様を、この拝殿で私は見てきているのです。

 

このように、「過去、現在、未来」をひとつながりのものとしてとらえるには、自分のことを厳しく見つめ、判断する力、高い視点から周りを見渡す力が必要でもあるわけです。

 

また、「因果応報」という言葉がありますが、これと同じように考えていただいてもよいかと思います。

 

「因果応報」とは、人は良い行いをすれば良い報いがあり、悪いことをすれば悪い報いがあるという意味の言葉。つまり、先ほどは悪い報いのほうの例を挙げましたが、良い行いをしていれば、いずれ良い出来事が起こるのです。

 

要するに、どんなときも相手のことを思いやり、失敗したら詫びて、できるだけその人とも仲良くつき合うなど、カルマの解消に努めて生きていけば、それがいいカルマとなって未来を明るくしてくれるのです。

 

美しく生きる道とは、修行のため、欠点を直すためにこの世に生まれたことを忘れずに、ひとつひとつカルマを乗り越えていく幸せへの道。多くの方がその道を歩まれることを願ってやみません。

 

 

 

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