青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

人生の“選択”

 さて、今回のお話は、人が生きていく上で避けることのできない“選択”についてのお話です。なにやら小難しい話のように感じるかもしれませんが、実は非常にシンプルで、とても大切なことなので、ゆっくりと理解しながら読み進めていただければと思います。

 

 人は誰しもが、よいところと悪いところを持っているものです。よいところはどんどん伸ばしていけばいいのですが、悪いところ、言い替えれば欠点をそのまま放置してしまうと、人生がどんどん悪いカルマに絡めとられ、トラブルを招くことになってしまいます。

 

 そのカルマを断ち切るためには、まず何が自分の欠点なのかに気づき、その事実を一度受け入れて、直していかなければなりません。つまり、欠点を直すためには、“気づき”、“直す”というふたつのステップが必要になるのです。

 

 私はこれまでに出版した書籍や出演したテレビ、そしてこのメルマガでも、「自分の欠点に気づいて直すことが、人生をよりよくする方法です」とお伝えしてきました。その甲斐もあってか、最近では自分の欠点に気がつける人がふえてきましたが、そこから先のふたつ目のステップで立ち止まってしまう方が多くいらっしゃるようです。

 

 先日、ある30代の女性(以下、Sさん)が、ここ青森に相談にいらしたときのことです。

 

 現在、Sさんは独身で、ご両親と一緒に暮らしています。もちろん、お仕事もちゃんとなさっているのですが、お給料があまり多くないらしく、独立を躊躇われていました。でも、彼女の中では「親元にいるとどうしても甘えて、自堕落な生活をしてしまう。早く独立しなくては。結婚して親を安心させなくては」という思いもあり、どうすればこの環境を変えられるのかと、私のもとを尋ねてこられたのです。

 

 Sさんの場合、彼女自身が「甘えて自堕落な生活をしてしまう」ということに問題意識を持っています。つまり、自分の欠点をちゃんと見据えることができています。しかし、その先の“直す”ということができず、どうすればよいのかわからなくて困りはててしまっているというのが、彼女の置かれた状況でした。

 

 ここ青森で相談を受けていますと、Sさんのような状況に陥ってしまっている方がたいへん多いように思います。実際に「昔からこれが私の欠点なのですが、直すことができなくて……」ですとか、「自分の欠点に気がつくことができました。でも、直し方がわからなくて……」と、相談にこられる方は後を絶ちません。

 

 みなさんはこのふたつの質問に隠された問題がおわかりになりますでしょうか。

 

 冒頭で申し上げましたとおり、私は“自分の欠点に気づき、直すこと”の重要性を、これまで何度となくお伝えしてまいりました。上のふたつのような相談をする方々や、Sさんにしても、すでにご自分の欠点に気づいており、直さなければならないということも自覚していらっしゃいます。でも、その“直す”ことができず、途方に暮れてしまっているのですが、それはあるひとつの原則を忘れてしまっているからです。

 

 それは、“自分の欠点を直すのは、自分自身”であるということ。つまり、欠点に気づきながらも、なかなか直せずに苦しんでいる方というのは、欠点の改善が人頼みになってしまっていたり、自分自身で考えることを放棄してしまっているところがあるのです。

 

 よく、私のところに来ればたちどころにすべてが好転すると思われている方がいらっしゃいますが、それは誤りです。確かに私は相談に来られた方々が、自分の欠点に気づき、直すためのお手伝いをしておりますが、「○○すれば、明日にでも直りますよ!」なんていうことは言えません。あくまでも、自分の欠点に気がつくためのきっかけ作りや、欠点を克服するためのアドバイスを行っているにすぎないのです。

 

 でも、せっかく尋ねてきていただいたのですし、私としてもみなさんにカルマを断ち切っていただきたいですから、「欠点がわかったようですから、あとはご自分で」などとは申しません。カルマを断ち切るための方法として、誰もが手軽にできる、「本を読んで、知識や常識を育てること」「人を反面教師として、自分の行いを正すこと」等といったことを、お伝えしてきているのです。

 

 とはいえ、これらの方法を実践してみても、欠点が100%必ず克服できるとはお約束できません。こう言うと身も蓋もないように聞こえるかもしれませんが、ここで一度よく考えてみていただきたいのです。

 

 なぜ私が読書などを薦めるのかと言いますと、本を読むという行動が“自分の頭で自分自身のことを考える”ための切っ掛けになるためです。つまり、読書とは、本を通して自分を見つめ直すためのひとつの道具になり得るのです。本を読むことによって自分の欠点に気がつけたら、あとはそれを直していくわけですが、それはどうすればよいのか。ここでみなさん、悩まれているのです。

 

 一度、欠点を克服した経験があるとわかるのですが、実は欠点を直すということには定まった方法はありません。いいかえれば、「これをこうすれば必ず直りますよ!」というような道はないのです。では、現実的にどうすればよいのかというと、それは“自分の欠点を意識しているか否か”、ただそれだけなのです。

 

 欠点に気がつくときは、「これが私の欠点だったのか!」と、なにかの切っ掛けで瞬間的に気がつくことがあります。しかし、“欠点を直す”ということは、また別の話です。

 

 たとえば、癖を直すときのことを考えてみてください。姿勢の悪い方がいらっしゃったとして、「今日から姿勢をまっすぐに直そう!」と思っても、すぐには直りません。気を抜くとまた背中が丸まっていて、それに気がついては背筋を伸ばすという作業の繰り返しになるはずです。そして、長い時間をかけて意識し、訓練することによって、ふと気がつけばいつのまにか姿勢が直っていった。癖の矯正とはこういうものですが、つまるところ、“欠点”は直すということは、癖を直すことと同じようなものなのです。

 

 自分の欠点がプライドの高さならば、人と自分を比較することを止める。わがままで人間関係にトラブルが多いというのであれば、自分を抑えて周囲との調和を考える。欠点の克服というもは、本来はこのようにたいへんシンプルなのです。

 

 もちろん、意識すればすぐに直るということはなく、最初は欠点が顔を出すこともあるでしょう。でも、欠点を意識することを止めず、日々の生活を過ごしていく。それが欠点を直すための唯一の道なのです。

 

 以前、格闘技の世界にアンディ・フグという選手がいらっしゃいました。バラエティ番組やCMなどで覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、彼はけして大きな体をしてはいませんでした。この世界では不利でさえありましたが、負けても負けても立ち上がり、ついにチャンピオンとなった不屈の格闘家といわれいます。そんな彼がモットーとしていたのが、「あきらめないで自分を信じて欠点を矯正していく。それが一番大切だ」という言葉だそうです。たいへん素晴らしい言葉ですよね。最後まで諦めずに、自分に打ち勝っていった彼らしい考え方だと思います。

 

 このように、自分の欠点を直すことができるのは、自分自身のほかにはいません。また、欠点を直す特効薬もこの世には存在しないのです。たとえば、病を治したくて病院で薬を処方してもらっても、本人が生活を見直したり、しっかりと休養をとらなければ、そう簡単には治ることはありません。このメルマガや拙著も、それは同じです。自分自身が直す気を持って意識しなければ、どんな言葉や助言があっても、意味をなさないのです。

 

 この世にはカルマというものが存在しますが、それは人生の中で起きる出来事です。一方、「どのように生きていくのか」は、自分自身で選択し、決めていくことができるのです。つまり、私の人生は私自身の選択の結果であるように、あなたの人生はあなたの選んでいく道なのです。今この時を、どのように考え、いずれの道へと進んでいくのか。人生とは選択の連続であり、積み重ねなのです。

 

 ですから、もしその途上で道を過ったと気がつけたのならば、正しい方向へと再度、舵を取り直してあげればいいのです。そうすれば、途中から違う道を歩むこともできますし、自分の信じた方向へ進むことができるのです。人生とは、自分自身の意思で選び歩んでいくものであると心得ていくことが、あなたを幸福へと導いてくれることでしょう。

  

 

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