人が生きて行く上で他人と関われば、意見の対立が起きるのは当たり前のこと。それは縁を結んだ親しい間柄の人であっても、変ることはありません。
だからといって、意見の食い違いがすべて悪いことだというわけではありません。
似通ったカルマを持って生まれてきた深い縁でつながっている仲間だからこそ、多少の諍いもお互いの成長の糧になり、魂の浄化を促すことにもなるからです。
それでも、後々しこりが残ってしまい、怨みや後悔が残るような険悪なケンカは止めておくのが賢明というものでしょう。
やはり相手のことを考え、自分の意見を冷静に伝えるためには、少しの訓練と経験が必要になってきます。
それは何かを発言する前に、一度、自分の頭の中で話す内容をまとめてみること。そうやってひと呼吸おくだけで心の余裕が生まれ、相手を思い遣る気持ちも湧いてくるはずです。
また、どうしても感情的になってお互いがヒートアップしてしまった場合は、必ず自分から仲直りの言葉をかけるようにしてみましょう。
相手からの言葉を待っているよりも傷が浅く済みますし、お互いの縁をより深くできるきっかけにもなるからです。
親と子のように生まれた瞬間から慈しんできた関係でも、子どもが成長するに連れて自我が芽生え、やがては親離れしていく瞬間がやってきます。
中には、お互い自立することができず、いくつになってもベッタリした関係を継続してしまう親離れ子離れできない人たちもいます。
例えば、子どもに対してきちんと叱ることをしないばかりか、自分本位の考えから、子どもを甘やかすことによって、親に対する依頼心を高めるような育て方をしてしまうなど、きちんと親子でコミュニケーションを取らないままできてしまう例がいくつもあるのです。
しかし、通常の親子関係を築いてきている人であれば、ともに成長していく過程で一度もケンカをしない親子はいないでしょう。
昨今では共働きの夫婦も多く、ふたりで家事を分担している家庭も珍しくありません。
また離婚率の上昇から、父親と母親の役割を一人でこなす人も増えてきているのが現状です。
そんな状況の中でも、親子ゲンカをした時こそが気づきの大きなチャンスになります。
いい会話を心がけることが親子の絆をしっかりと結びつける結果にもつながっていくはずなので、親の方から謝るべきところは謝り、きちんと仲直りする方法を教えてあげられたなら、それはきっと子どもにとって一生の宝になることでしょう。
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