青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

表に見えない真実の運命

失恋やリストラ、離婚、嫁姑の確執、親子の不和、人間関係のトラブル、借金苦、日増しに激しさを増す夫婦ゲンカ、介護問題、子どもの反抗期やいじめ問題など、なんらかのアクシデントに見舞われたときは、それこそ、人生のどん底にいるような気分になることもあるでしょう。

 

あるいは、周囲の人と比べて「自分の人生は苦しいことばかり」とため息をつきながら、日々暮らしている人もいると思います。

 

しかし、ただひたすら苦しいことばかりの人生も、楽しいことだらけの人生もないのです。

 

今、不幸のどん底にいるように思える人も、どうか思い出してみてください。三年前、十年前、二十年前、あるいは学生時代、幼い頃と記憶をたどってみれば、「ああ、あのときは本当に幸せだったなあ」と思えるような光景を思い浮かべることができるのではないでしょうか。

 

要するに、人と比べて運命の吉凶の差を感じるのは、いうならば、時の違いです。その時その時の事情が、人それぞれ違うだけなのです。

 

つまり、人生とは平坦な道が続くようなものではなく、いってみれば山あり谷あり。まるでひょうたんの形のように、いいときと悪いときとが交互に巡りくるものなのです。

 

簡単にいえば、片方の人は、今幸せの中にいても、もう片方の人は、苦難のまっただ中にいる、ということです。冷静に考えてみれば、そういったことはいくらでもあることがわかるのではないでしょうか。

 

ただ、そうはいっても、「隣の芝生は青い」といった諺があるように、他人のことは、どうしてもよく見えるものです。そのこと自体を否定するつもりは私にはありません。

 

しかし、だからといって、いたずらに自分と他人を比べて、自分の身の不幸を嘆くのはいかがなものでしょうか。その人が幸せに見えるのは、実は見た目だけ、ということも結構多いものなのです。

 

たとえば、真面目に働く優しい旦那様がいて、家は立派な一戸建て。息子さんもいい大学を出て、一流企業に勤めている。そんな女性が、きれいな格好をして街を歩いているのを見て、

 

「あの人はなんて幸せ者なんだろう。それに比べて私は……」

 

などと、自分のことをみじめに思ったとしましょう。

 

でも、その奥さんは、お姑さんを毎日、自宅介護していて、その日は用事があるために、たまたまきれいな格好で街を歩いていた。実はあなたは、その場面を偶然、見かけただけなのかもしれません。

 

あるいは、今やっとひと息つけたばかりのところで、ほんの数年前までは、旦那さんと離婚話ですったもんだしていたかもしれませんし、息子さんのことで多くの悩みを抱えていたのかもしれないのです。

 

そのように、表面だけを見ていては、物事の真実は見えません。想像力というものを働かせず、ただ表面だけを見て、幸不幸を判断していては、いつまでたっても幸せを感じることはできないのです。

 

要は、かつて自分が幸せの絶頂にいたときに、その人は不幸のどん底にいたのかもしれない、表面的には幸せに見えるけれども、表に出さないだけで大変な思いをしているのかもしれない、といったように思えるかどうかです。

 

そのように冷静な目で見ることが、自らの運命を正しく理解し、前向きにとらえていくためには必要なのです。

 

その視点を持てず、物事のうわべだけを見て、

 

 「あの人は、のほほんと幸せな日々を送っているのに、なんで私だけこんなに苦労をしなければならないの。運命の神はなんて不公平なんだろう……」

 

といった心境に陥り、ひたすら自分に与えられた運命に腹を立て、幸せに見える友人を妬んだり、恨み続けたとしたらどうでしょう。

 

あるいは、表面的には他人の幸せを笑顔で祝福していたとしても、心の中では

 

「なんであの人だけが幸せになるんだろう。悔しい! 憎らしい! 畜生!」 と、人の目には触れないところで腹を立てていたとしたら、それは、自ら「悪いカルマ」を作っているようなもの。つまり、自ら不幸の道へと進んでいくようなものなのです。

 

そういった曲がった根性でいては、ますます幸せから遠ざかるばかりです。苦しいときこそ、今できることは何なのか、何に気づくべきなのか、といったことに目を向けていただきたいと思います。

 

なぜなら、苦しみには非常に重要な意味があるからです。その意味とは、苦しみの中にこそ、幸せになるためのタネが潜んでいるということです。だからこそ、苦しみとしっかり向き合うことが大切なのです。

 

いずれにせよ、どんな人の運命も山あり谷あり。また、大きな流れで人生を見た場合、一生のうちで、若くして幸せになる人もいれば、中盤あたりで幸せをつかむ人、あるいは、晩年になって花開く人など、さまざまなタイプがあることも、しっかり理解しておくことが肝心といえます。

 

もちろん、今あげた三つのタイプのうち、どの人が運がよくて、どの人が運が悪いのか、といったことは一切ありません。

 

周囲の人が無言で苦難に耐えていることに気がつかず、なんで私だけがこんなに苦労しなければならないのか、といったひがみ根性、狭い視野でしか物事を判断できない人にならないよう、常に自戒し、柔らかい心でいていただきたいと思います。

 

来世の運命を磨くためにも、“気づいて直す”ことがどれほど大切かということを理解していただけると、大変うれしく思います。

 

 

 

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