青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

「疫病神」といわれる人

疫病神というのは「神」という言葉がついているが故に、「何か神秘的なもの」「人間の範疇では計れないもの」というイメージを持ちますが、実際、なんのことをいっているのかというと、「人間」のことなのではないでしょうか。

 

では、その「人間」というのはどういった人間なのでしょうか。

 

結論からいってしまえば、「気づけていない人間」なのだと思います。

 

私たちが普段使う疫病神というのは、たとえばAという人がいたとして、その人の周囲ではなぜか揉め事やトラブルが起きるといったときに、Aさんに対して「疫病神」というレッテルを貼ります。

 

では、その揉め事やトラブルはなぜ起きると思いますか?

 

その答えは、Aさんという人間が「悪いカルマ」を解消できないがためなのです。

 

悪いカルマというのは、負の連鎖によってどんどん周りに伝染していきます。自分のところで悪いカルマを断ち切ることができなければ、どんどん増殖していってしまうのです。

 

増殖させないためには、「気づき」が必要なのです。

 

気づきとは何かといえば、自分の性格、自分という人間の欠点に気づいて直していくこと。自分の中に負のものがあると、それは少なからず周りの人に伝染し、影響を及ぼしてしまいます。

 

自分の性格の欠点に気づくことができずに、負のカルマを持って周囲に伝染させてしまう人というのが「疫病神」といわれる人なのです。

 

そういうことを考えますと、昔の人というのは感覚的にカルマというものを、実社会において感じることができていたのではないかと思います。

 

こうしたことからも分かるように、疫病神というのは「神」ではなく、「悪いカルマを解消できていない人」がもたらす「負のカルマの連鎖」なのです。

 

つまり、疫病神とは抗うことのできないものでもなんでもなく、自分の心の持ちよう、悪いカルマを解消しようと思うかどうかによるものなのです。

 

「疫病神」というレッテルを一度貼られてしまうと、負の連鎖によってどんどん「自分は疫病神なんじゃないか……」という負い目が出て来てしまいます。

 

そうなってしまうと、萎縮してしまってコミュニケーションをうまく取ることができなくなったり、自分で自分のことを必要以上に追い詰めてしまったりして、ますます悪いカルマの連鎖にはまっていってしまいます。

 

負の連鎖から抜け出すには「気づき」が必要になります。

 

耳にたこができるほどこれまでお伝えしてきましたが、「気づき」というのは幸せになれる魔法でも薬でもなく、自分の余計なプライドや自信を捨てて、まっさらな自分を有りのままに見たときに見える、妥協して目をつぶってはいけない自分の「落ち度」「欠点」を反省して直すことです。

 

これができれば、疫病神どころか、逆に幸せを周りに伝播させることができる「幸福の神様」になることだってできます。

 

そのような幸福の流れを人間が相互に作っていけることを、私はずっと望んでいるのです。

 

そのためには、相対的な正しい判断力を身につけなければいけません。判断力というのは、たくさんの知識を吸収し、自分の中で考えることによって、徐々に養われていきます。

 

私はよく知識、知識といいますが、ただ知識を蓄えればいいというものでもありません。その知識をもとに、自分の頭で考えなければいけないのです。

 

では、自分の頭で考えるとはどういうことなのでしょうか。

 

「何を今さらそんな分かりきったことを」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが意外とできない人が多いのです。

 

「考える」を単純にいうと、当然、人間は考えることによって話をしたり行動したりしていますから、みなそれぞれ自分の頭で考えているということはできるでしょう。

 

そこで、「考える」ということを「反省」「応用」といい換えてみてはどうでしょうか。

 

反省したり、応用するには、過去のことを振り返って冷静に分析しなければなりません。恋愛の話でたとえると分かりやすいかもしれません。

 

過去の恋愛の失敗を考えてみます。

 

そのときは、必要以上に嫉妬してみたり、携帯のメールを見せてと執拗に迫ってみたり、自分の気持ちばかり考えて相手のことを考えていなかったり、そうしたことが原因で相手からフラれてしまったとします。

 

数年後、新しい恋人ができます。しかし、また同じ失敗をして、また同じ理由で相手からフラれてしまったとします。

 

こうしたとき、「好きだからこそやってしまう……」と考えたり、そう考えることによって自分を慰めているのかもしれませんが、これでは自分の頭で考えていることにはならないのです。

 

考えるというのは、過去の失敗を振り返り、感情的になったり感傷的になるのではなく、冷静に「なぜあの言動はダメだったのだろうか」「なぜ、相手に不快な思いをさせてしまったのだろうか」「今後つき合う人とは、どのようなスタンスでおつき合いをすればいいのだろうか」といったように、冷静に客観的に分析し、次の恋愛に活かしていくことなのです。

 

こうした分析の下に次の恋愛をし、そこで今度は違う失敗をしてしまったとします。

 

しかし、その失敗は決して悪いことではないのです。何も考えずに同じ失敗をくり返してしまうのと、考えたうえでの行動をして失敗してしまうのとでは、大きな違いがあります。

 

前者は成長していませんが、後者は考えることによって新たな経験をし、新しい知識を得ることができているため、自分の未来のためになるのです。

 

失敗から学ぶことができるのです。

 

知識を蓄える、そしてその知識の下に考える。これができて、初めて人間的成長、魂の成長ができるのです。

 

ですから、どんなに歳を取っても、自分で考えることをやめなければ、人間としての成長(つまりカルマの解消)がとどまることはありませんし、それこそが人生の目的、私たち人間が神から求められている「生きる道」なのです。

 

生きていくのならば、疫病神だなんていわれるより、「あの人がいると周りが幸せになるよね」といわれるような人生を送りたいですよね。

 

そのためにも、知識を蓄え、自分の頭で考えて生きていくことが大切なのです。

 

 

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