自分とは違う人の考えや相手の気持ちを正しく理解するためには、人に関心を持って、よく観察しなくてはいけません。
このひとはなぜこのような態度、言動をとるのだろう?
どうしてあの人はそう思ったのか?あるいは感じたのか?
このひとはどんな人生を歩んできたのだろう?
あの人とこの人の違いはどこにあるのだろう?
それを続けていると、相手に対する理解が深まるだけでなく、自分自身のことや社会のこともよく見えてきます。
なぜこんな世知辛い世の中になったのか?
なぜ兄嫁は自分の夫の妹を大切にさせないのか?
なぜ自分の家族であっても傷つけたり、殺したりできるのか?
どうして自分は病気になったのか?
どんな仕事についても長続きしないのはなぜか?
異性とのおつき合いが長続きしないのはなぜか?
人とうまくつきあえないのはなぜか?
体調を崩した理由は何だったのか?
精神バランスを崩した理由は何か?
なぜ、なぜ、どうして、どうして……、といろんなことに関心を持って観察しながら、その理由や本質を探っていく。その積み重ねが正しい判断力を養うための知識につながります。
つまり、知識とは、「知」的な関心を持って対象が何たるかを「識」ること。そして、その訓練をすることが気づきや判断力の基になるのです。
知識を得る訓練、それは一つひとつの知識の積み重ねです。
日本人にいきなり英語やフランス語を喋れといっても、その語学の基礎知識がなければ喋れません。
英語なら英単語や英文法、それに英語圏の人たちの生活、文化、歴史などを学んでいく中で少しずつ流暢な英語が喋れるようになるのです。
つまり、知識の積み重ね、段階的な学びです。
それと同じように、まず基本、土台となる知識を得て、さらに次の段階に進んでいくことで知識の幅が広がっていき、それまで気づけなかったことにも気づけるようになるのです。
語学に限らず何でもそうです。
例えば、洋服が好きな人、ファッションに関心がある人は、まず日本の洋服、日本人に好まれるファッションの知識を学んでみる。
そして、今度は隣の国の中国や韓国の洋服、ファッションにも目を向けてその知識を得る。そうすることで日本と中国、韓国とのファッション文化の違いや共通点にも気づくことができるでしょう。
知識を得る訓練といっても、何も難しく考える必要はありません。
まずは自分が好きなこと、興味があることから学んでいけば、知識はどんどんと限りなく深まります。
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