青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

仕事は人間関係

 30歳一歩手前のある男性は、パン工場のライン作業の仕事を始めて4カ月ですが、仕事を覚えるのがほかの人より遅いため、周りの人に迷惑をかけてしまっていると言います。上司からは「お前は将来、管理職には向いてない。ずっとライン作業だけしておけ」とハッパをかけられるのですが、「何くそ!」と奮起するどころか「この先、自分はこの仕事を何年もやっていけるだろうか……」と弱気になってしまいます。

 

 しかし彼は、たとえ転職をしたとしても、「性格の欠点を直さない限り、同じ失敗を繰り返す」ということは理解していました。

 

「そのためにはどうするべきか?」

 

 そのことに悩んでいたのです。

 

 

性格の欠点を直すことで、仕事はうまくいく

 

 彼は性格の優しい方で、人と争うということを極力嫌うタイプでした。

 

 今の仕事も、自分が目標を達成できなければ同じ部署の人に迷惑がかかってしまうため、「自分は身を引こう」と考えてしまっているようでした。優しさを通り越して〝弱気〟になり、目の前の現実から逃げることを考えてしまっていたのです。

 

 仕事というのは、「与えられた場で一生懸命に励む」ことが重要なので、まずはそれを考えるべきではないでしょうか(もちろん、ブラック企業のような会社であれば、転職も考える必要があるでしょう)。そのためには、仕事に対する考え方を変える必要があります。

 

 大多数の人は、どこか企業に所属して働き、対価として給料を得ます。会社というのは、人と同じでそれぞれ特有の性格がありますが、実際に入社してみないことには、なかなか内実を把握することはできません。目指していた、ずっと入りたかった会社にいざ入社してみると、とんでもない会社だったということは往々にしてあると思います。

 

 なぜこうしたことが起きるかといいますと、会社への理想の求め方を間違えているからなのではないかと思います。

 

 企業というのはどういうものかといいますと、人の集まりです。人の集まりの中で働きますから、当然、仕事というのは〝人間関係〟が大切になってくるということです。

 

 人間関係をうまく築けないと、せっかく入社することができた会社で働くことがつらくなり、その会社自体を嫌いになってしまいます。

 

 しかし、ここで〝そんなことが起きる会社に入ってしまったのが間違い〟と考えるのではなく、〝人間関係をしくじったのは自分に何か原因があるはずだ〟と、自分を反省してみるべきだと思うのです。

 

 自分が人間関係をうまく築けないのは、会社のせいではありません。人間関係を築いていくのは、自分の言動です。

 

 つまり、関係性が悪くなったということは、〝お互いに〟言ってはいけないこと、やってはいけないことをしてしまったということです。

 

 その言動の源は性格、考え方です。つまり、ここを変えない限り、また同じことをして人間関係で失敗してしまうのです。

 

 会社に自分の理想を求めるのはよいのですが、「その会社に入ればよい人間関係を築ける」というのは、自分次第だということを忘れてはいけません。

 

 ひとつ仕事について加えるならば、仕事というのは「どんな会社に入りたいか」といったように、会社に何かを望むのではなく、「自分は何をしたいのか?」「そのためにはどの会社に入るべきか?」で選んだほうがうまくいくと思います。

 

 会社というのは、自分の夢を叶える〝場〟であるとも言えますし、その場が自分のやりたいことを実現するのには適さないと思えば、転職や起業という選択肢を選ぶ人もいるでしょう。

 

 今回の相談者の話に戻しますと、転職というのは、キャリアアップのためや自分のやりたいことを実現するためにするものであって、そうした理由がない場合には、まず「自分は何をしたいのか?」といったことをとことん考える必要があると思います。そうでないと、道半ばで挫折してしまう可能性のほうが高いと思います。

 

 この相談者の方は、年齢はまだ20代なので転職はいくらでも可能ですが、「何がしたいのか?」「その目的は何のためなのか?」というのが欠けているので、その点を熟考する必要があるのではないでしょうか。

 

 また、人間関係においては、彼自身気づいていることですが、性格の欠点を直さないことには、どこに行っても人間関係でつまづくようになってしまいかねません。

 

 彼の場合は、必要以上に弱気なところが欠点でした。自分に自信がなさすぎたのです。彼は「自分のせいで周りに迷惑がかかるのなら、自分は引く」とおっしゃっていましたが、これは優しさなのではなく、目の前のことから逃げるということに近いのではないでしょうか。彼の優しい性格の、悪い面が出てしまっているのです。

 

〝みんなのこと〟、つまり会社のことを考えるのであれば、一生懸命、仕事を覚えて働いたほうが生産性が上がるからいいわけです。会社側だって、最初から仕事ができるとは考えていないでしょうし、しばらくは育成期間だと考えています。少しのミスで辞めようかと考えてしまうのは、「成長するつもりはない……」ということと同義語になってしまいます。

 

 彼は「自分らしくいられる会社」と言っていましたが、会社が彼の〝自分らしさ〟を決めるのではなく、彼自身が決めるものなのではないでしょうか。どんな環境でも〝自分らしく〟というのは大変なことかもしれません。時にはブレることもあるでしょう。

 

 しかし彼の場合、その〝自分らしさ〟というものは自分の内にしかないはずなのに、〝外〟に求めてしまっていたのです。これでは、いつまでたっても自分らしさは見つかりませんし、〝外に求める人〟は、人間関係においても相手に求めてばかり、自分では何もしない、という方が多いので、人間的魅力に欠けてしまい、人間関係をうまく構築していくことができません。

 

 その〝自分らしさ〟というものは、いい意味でも悪い意味でも〝その人の性格〟ということなので、悪い場合は直したほうがよりよい人生になります。

 

 彼の場合の性格の欠点は、忍耐力のなさです。すぐに諦めてしまうこと。

 

 こういうのは、小さいころからの経験の積み重ねです。彼の場合は、忍耐すること、諦めないこと(継続すること)をせずに、すぐに違う道を選んで、またすぐに違う道を選んで、という感じで過ごしてきたのだと思います。

 

 そのように道を変えることは楽なのですが、そうやって「これも違う。それも違う。あれも違う」といって進んでいく道の先には、何があるのか? そして、自分が進んできた道はどういう道だったのか? それを考えることが重要です。

 

 そうやって考えながら生きていくとはどういうことかというと、現在・過去・未来を考えながら行動し、自分を反省して変えていくということです。

 

 変えていくというのは、性格の欠点を直していくのはもちろんですが、どんどん知識(情報)を入れていくということも同時に大切になります。たくさんのことを知っているほうが、さまざまな困難に対処することができるのです。物事を知らないと、余計な失敗をしてしまいます。運転の仕方を知らないで運転をして事故を起こすようなものです。

 

 車の免許を取るときは、何度も練習します。性格を直すのも、知識を蓄えるのも同じことで、反復練習(努力)なくして性格を直すことも、知識を〝覚える〟こともできません。

 

 急がば回れ。過程がないものは、いつか失敗します。每日の積み重ねが、未来へと続いているのです。

  

 

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フーミー

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