人生は心の修業の場ですから、生きていれば悩みがあるのは当然です。その悩みこそが乗り越えなければいけないカルマであり、悩みがあるからこそ、人間は成長できるとも言えると思います。
でも、“悩み” とはなんなのでしょうか。悩みひとつとっても、その種類はさまざまです。「お金がない」「好きな仕事に就けていない」「子育てがうまくいかない」「夫婦の不和」「結婚したい」「人間関係をよくしたい」……etc。人それぞれ、いろいろな悩みがあるかと思います。
ただ、今述べたような悩みというのは、上辺の悩みごとなのではないでしょうか。もっともっと、本質的な部分があると思います。今回は、その本質に迫っていきたいと思います。
私はよく、“本質” を考えましょうというお話をします。なぜ、本質を知らなければいけないのかを考えてみてください。
たとえば、家が雨漏りしたとします。そのとき、どこを修繕しますか? 天井だけ直しますか? それとも、屋根そのものを直しますか? 普通は、屋根を直しますよね。誤った判断で間違った場所を直しただけでは見た目だけを直したにすぎず、雨が降ればまた雨漏りしてしまいます。
人間もこれと同じなのです。本質(屋根)を直さなければ、結局、また同じようなことで悩んでしまうのです。
そんな悩みを打ち消してくれるのが「気づき」。
気づきについて、原稿をまとめました。
ぜひ、読んでみてください。