高齢化が進む中で、老後生活についての相談を受けることがよくあります。
特に、年金生活を迎える頃になると、多少なりともそれまでの生活環境とは違ってくることから、夫婦の関係にも微妙に変化が生じやすくなるので注意が必要です。
熟年夫婦にとって特に大事なことは、「慣れ」の幸せに溺れることなく、お互いに気づきあい、カルマを克服していくために共に人生を歩んできた同志であり、それはこの世を去る瞬間まで続く、という自覚を持つことです。
私は、それが、熟年夫婦がいつまでも仲むつまじく、幸せに生きていくために必要なことではないかと思います。
人生のパートナーとなる人は、運命的な縁によって出会っていますが、それはカルマを共有するが故の縁が、まるで磁石のように二人を引きあわせるからです。
そのような “運命の人” とは、たとえ偶然に思えるような出会いであっても気になる存在として相手を意識したり、多少時間がかかったとしてもいつか必ずつながるものです。
ただし、ひと口に赤い糸で結ばれた運命の人といっても、その種類は実にさまざまで、出会い方、出会う時期、出会ってからのプロセスなどは人それぞれ、まさに千差万別です。気の合う異性の友達のままであったり、恋人止まりで結婚に至らない場合もあるし、逆に、恋愛感情はなくお見合い結婚などで結ばれて、永く続くご縁もあるでしょう。
ところが、夫婦といえども、もともと生まれ育った環境が違うこともあって、何かあるとつい自己中心の考えから感情的になって衝突したり、「一心同体だ」と一方的に相手に期待したり甘えが出やすく、自分自身の問題を省みることができにくい間柄でもあります。
また、子育てに専念している間はお互いに多少のことは我慢しながら生活していたとしても、子供が成長するにつれてちょっとした心のすれ違いから相手への不満がつのって、二人だけの生活になったとたん不満が爆発する、ということもよくあるケースです。
【You Tubeチャンネル】
「運命が丸裸になる」と、
驚きの声、声、声!!
【木村藤子の鑑定公式サイト】
【私にご質問いただけるメルマガはこちら】
・note ・foomii ・まぐまぐ のいずれかで登録できます。
note