例えば、交通事故に遭ったとします。
知識のストックがなければ、ただ慌てふためいたり、大声を出して一方的に相手を責めるなど、さらに問題を悪化させてしまうおそれがあります。
一方、交通ルールや法律、保険、相手との交渉の仕方などの知識がちゃんとあれば、冷静に対処でき、ことさら相手ともめることもないはずです。
前者は、日頃から他の人が事故に遭ったり、ニュースを見ていても、「自分には関係ない」と無視し、それ以上知識を得ようとはしなかった。
後者は、誰でも加害者にも被害者にもなる可能性はあることから、「他人事じゃないな」と捉え、それなりに法律や保険の知識を得ていた。
その違いが、いざという時にものをいうのです。
つまり、知識が身についている人、知識の倉庫が豊かな人は、それだけ人生のいろんな場面での対処法が準備されている、ともいえるでしょう。
いざという時に役立つ知識を蓄えておくうえで、最も大事なことは、何事も他人事ではない。いつ自分の身に起こるかもしれない。だとしたら、その時、自分はどうするべきか? このことをいつも心に留めておくことです。
そのようにして知識を増やしていけば、いつ、いかなる場合でも知識を活かすことができます。
そして、見栄を張る必要もなく、いかなる苦しみも自分の心の中で緩和できます。
また、すぐに活かせなくても、知識の倉庫の中にインプットしておいたものが何かの拍子に役立つこともたくさんあります。
要は、ものごとを自分のこととして考えられるか、否か、の違いです。
自分のこととして考えることができれば、それまでに得た知識が大いに役立ち、それによって危機的な状況に遭遇しても、必ずそこを乗り越えることができるのです。
常日頃から知識の倉庫を豊かにしておくこと__これが運命のシナリオにそって生きる中で出会う困難な状況を乗り越える秘訣です。
「運命が丸裸になる」と、
驚きの声、声、声!!
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