人間である以上は、誰でも間違いを起こしたり失敗することはあるでしょう。
それでも、常に前を向き、自分のやるべきことを続けていくことの先には、明るい出来事や素敵なご縁が待っていると私は思っています。
ところが相談者の中には、自分の言葉数のみ多く、人の話を聞くことをしない方もいらっしゃいます。
感情ばかりが先走り、自分が感情的になっていることにさえ気づかず、相手の気持ちをないがしろにしていることはありませんか。我が勝ってしまうことで、他人を思いやることができなくなっていると、せっかくの縁も離れていってしまうでしょう。
たとえば、人生の大切なパートナーである恋人や伴侶に対して、時間の経過から生まれる「慣れ」から、自分のことを棚にあげて相手のことばかり批判したり、無理難題を押し付けたり、要望ばかりを突き付けたりしてしまう。夫婦や恋人といった縁の深い関係を築く相手にもかかわらず、行動の伴わない批判ばかりを繰り返すのは、単なる言葉の暴力でしかありません。
その他にも、子供の躾として「お行儀よく食事をしなさい」と叱っている光景を見かけることがあります。また、子供にきちんと悪いことの理由を話さず、ただやみくもに手を上げている親もいます。ところがどうでしょう。子供に注意をしておきながら、実際は親自身が肘をついて食事をしていたり、悪いことのワケを言わずに怒ってばかりいるため、子供は自分が何故怒られたのかをずっと理解できないでいるばかりか、親のやっていることは自分もやってかまわないだろうと認識して育ってしまうのです。
相手に何かを要求するなら、まずは我が身を振り返ることから始めてください。いくら上手な言葉で繕っても、大切な人たちとのつながりを軽視して、自分の思い通りにならないと不機嫌になっているようでは、誰もあなたの言葉を信用しなくなるばかりか、あなたの周囲の人たちにも悪い影響を及ぼしてしまいます。
「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、他人の行動をしっかり観察していると、自然と冷静に自分のやっていることが見えてきます。自分自身がしっかりとした生活を送ることは、どんな言葉よりも近しい人を説得できる材料になります。感情に振り回されることのない有言実行で、大切な人たちとより良いコミュニケーションを取れるよう心がけましょう。
「運命が丸裸になる」と、
驚きの声、声、声!!
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